「SEOを外注したいけれど、いくらかかるのか分からない」「見積もりが月40万円と月8万円で来て、何がそんなに違うのか判断できない」——SEO対策を検討し始めた中小企業の経営者・Web担当者から、私が最も多く受ける相談がこれです。神戸・芦屋でSEOコンサル「雅〜WEB〜」を運営する私自身、日々「見積もりを取ったが妥当か見てほしい」と持ち込まれる案件で、相場から大きく外れた金額を目にします。SEOコンサルティングの費用は、料金だけを見ても良し悪しが分かりません。「何が含まれているか」を読めるかどうかで、支払う金額の意味が変わります。
本記事では、2026年8月時点の相場をWebSearchで再確認したうえで、SEOコンサルティングの費用相場を早見表で提示し、3つの料金体系(月額顧問型・スポット型・成果報酬型)の違い、個人と大手の費用差、見積もりの正しい読み方、よくある失敗事例、失敗しない選び方チェックリストまで一気に解説します。相場記事にありがちな「他社の数字を並べるだけ」で終わらせないために、私自身が運営するSEOコンサルの料金体系も「個人コンサルの実例」として透明に開示します。自社の料金を実名で相場表に並べて語れるのは、当事者だけが持てる強みだと考えています。
先に結論だけお伝えします。SEOコンサルの適正価格は「金額」ではなく「実行込みか、提案だけか」で決まります。同じ月20万円でも、施策の実装・記事制作まで含む会社と、レポートと助言だけの会社では、実質価格が倍以上変わります。この記事を読み終えるころには、届いた見積もりの「本当の値段」を自分で判断できるようになっているはずです。
※本記事の相場・料金は2026年8月時点のWebSearchによる調査値です。料金は各社・時期により変動するため、契約前に必ず各社公式・見積書で最新情報をご確認ください。
この記事でわかる4つのこと
- SEOコンサルティング費用の早見表(2026年8月時点)|月額顧問型・スポット型・成果報酬型を実数で比較
- 個人コンサル(月5〜20万円)と大手代理店(月40〜70万円)の費用差と、自社はどちらが向いているかの判断基準
- 見積もりの見方|「実行込みか提案だけか」を見抜き、実質価格で比較する方法(この記事の核)
- 丸投げ・格安量産・担当者交代——よくある失敗事例3つと、失敗しない選び方チェックリスト10項目
SEOコンサルの適正価格は「金額」ではなく「実行込みか、提案だけか」で決まる。月40万円でも施策を実装まで回す会社は安く、月8万円でもレポートを渡すだけの会社は高い。相場は「判断の物差し」であって「答え」ではない。自社に本当に必要な施策を見極めれば、払うべき金額は自ずと絞れる。だから私は、自社の料金すら相場表に並べて開示する。透明性こそが、この業界で最も割に合う投資だと考えている。
SEOコンサルティング費用の早見表【2026年8月最新相場】

まず全体像です。SEOコンサルティングの費用は、依頼する相手の規模と、契約する料金体系で大きく変わります。以下は、私が2026年8月時点でWebSearchにより複数のSEO会社の公開情報を再確認してまとめた早見表です。金額は各社・案件で変動するため、目安としてご覧ください。
| 依頼先・体系 | 費用の目安(2026年8月時点) | 向いているケース |
|---|---|---|
| 大手SEO会社(月額顧問) | 月40〜70万円/最低6ヶ月契約(最低総額240万円〜) | 予算が潤沢な中〜大企業・競合が強い市場 |
| 中堅・特化型(月額顧問) | 月20〜35万円 | 本格的にSEOを伸ばしたい中小企業 |
| 個人・フリーランス(月額顧問) | 月5〜20万円 | 個人事業主・小規模事業者・伴走を求める人 |
| スポット型(サイト診断・SEO設計) | 単発10万〜100万円以上(本格設計80〜100万円〜) | 方針だけ固めて実装は内製したい会社 |
| スポット型(記事制作1本) | 大手5〜15万円/中小3〜10万円/個人1〜5万円 | コンテンツSEOを部分的に外注したい会社 |
| 成果報酬型 | 月1〜30万円(成果条件次第・現在は衰退傾向) | 初期費用を抑えたいが、リスクは要注意 |
この表で最初に押さえてほしいのは、同じ「SEOコンサル」でも月5万円から月70万円まで10倍以上の開きがあるという事実です。この差は「質の差」だけではなく、多くは「作業範囲の差」です。月70万円の中身が戦略提案だけということもあれば、月15万円で施策の実装まで回してくれることもあります。だからこそ、金額の大小で判断せず、後述する「実行込みか提案だけか」を必ず確認してください。相場の背景にある2026年のSEO動向は、第56番「2026年SEOトレンド」でも整理しています。
参考までに、私が運営する神戸・芦屋のSEOコンサル「雅〜WEB〜」も、この早見表の「個人・フリーランス」帯に位置づけています。月額の伴走型からスポットのサイト診断まで、事業規模に合わせて幅を持たせており、具体的な金額は料金ページ(miyabi-web.jp/pricing/)で公開しています。相場を「他社の数字」だけで語らず、自社の料金も並べて開示するのが私の方針です。
- SEOコンサル費用は月5万円〜月70万円と10倍以上の開き。その差の多くは「質」ではなく「作業範囲」
- 相場の目安(2026年8月)は、大手40〜70万・中堅20〜35万・個人5〜20万円/月。スポットは単発10万〜100万円超
- 金額の大小で選ばず、「その料金に何が含まれるか」で比較する。早見表は物差しであって答えではない
料金体系は3つ|月額顧問型・スポット型・成果報酬型の違い

SEOコンサルの料金体系は、大きく3つに分かれます。どれを選ぶかで、費用の発生の仕方も、リスクの取り方もまったく変わります。まずは3体系の性格を押さえましょう。
| 料金体系 | 費用の発生の仕方 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 月額顧問型 | 毎月固定額(最低契約期間あり) | 継続改善・伴走が前提。SEOの王道 | 成果が出る前も費用が発生する |
| スポット型 | 作業ごとに単発課金 | 必要な部分だけ外注できる。総額が読める | 実装・継続改善は自社で回す必要 |
| 成果報酬型 | 順位・流入などの成果達成時に課金 | 成果が出なければ払わない(と見える) | 成果条件が偏りがち・トラブル多発で衰退傾向 |
結論から言うと、継続的にSEOを伸ばしたいなら月額顧問型、部分的に外注したいならスポット型が基本です。成果報酬型は一見リスクが低く見えますが、後述するとおり構造的な問題があり、まっとうな会社ほど採用しなくなっています。SEOは「一度やって終わり」ではなく、検索アルゴリズムの変化に合わせて改善を続ける営みです。だからこそ、継続を前提とした月額顧問型が王道になります。
「初期費用+月額」の複合型もある
実務では、この3体系を組み合わせた「初期にサイト診断・SEO設計をスポットで実施(初期費用)→その後は月額顧問で伴走」という複合型がよく使われます。私自身も、まず現状を可視化するスポット診断から入り、必要と判断された場合のみ月額の伴走に移る、という流れを勧めることが多いです。いきなり長期の月額契約を結ばず、「小さく試してから続けるか決める」のが、費用面でも失敗しにくい入り方です。
- 料金体系は月額顧問型・スポット型・成果報酬型の3つ。費用の発生の仕方とリスクの取り方が異なる
- 継続改善が前提のSEOでは月額顧問型が王道。部分外注ならスポット型。成果報酬型は構造問題あり
- おすすめはスポット診断→必要なら月額伴走の複合型。小さく試してから続けるかを決める
月額顧問型の相場|大手40〜70万・中堅20〜35万・個人5〜20万円

SEOコンサルの主流である月額顧問型は、依頼先の規模で相場が3層に分かれます(2026年8月時点・WebSearch確認値)。金額の帯ごとに、含まれる作業と向いている事業者が変わります。
- 大手SEO会社:月40〜70万円(最低6ヶ月契約)。専任チーム体制で、戦略・記事制作・内部改修・被リンク施策まで幅広く対応。最低総額は240万円〜となり、予算が潤沢な中〜大企業向け。
- 中堅・特化型:月20〜35万円。特定業界やコンテンツSEOに強みを持つ会社が多く、費用対効果のバランスが良い。本格的にSEOを伸ばしたい中小企業の現実的な選択肢。
- 個人・フリーランス:月5〜20万円。窓口が担当者本人なので意思疎通が速く、小回りが利く。個人事業主・小規模事業者・伴走を重視する人に向く。
個人コンサル vs 大手代理店|費用差と向き不向き
「個人と大手、どちらに頼むべきか」は最も多い悩みです。費用は個人が明確に安いですが、安さだけで選ぶと失敗します。両者の違いを、費用以外の観点で比較します。
| 観点 | 個人・フリーランス | 大手代理店 |
|---|---|---|
| 月額費用 | 5〜20万円と安い | 40〜70万円と高い |
| 窓口 | 担当者本人。判断が速い | 営業+制作の分業。窓口交代のリスク |
| 対応範囲 | 得意領域は深いが、リソースに限界 | 大規模サイト・多施策を一括対応可 |
| 実行力 | 実装まで一人で回すことも多い | チームで大量の記事・改修を回せる |
| 属人リスク | その人が忙しいと止まる | 担当者が変わると質が落ちることも |
私の経験則として、月商数百万円までの個人事業主・小規模事業者なら、まず個人・中堅の伴走型で十分です。大手の月40〜70万円は、大規模サイトや競合が極端に強い市場でこそ活きる投資であり、小規模サイトにそのまま当てはめても費用倒れになりがちです。逆に、全国区で競合が強く、月に何十本もの記事と大規模な内部改修を並行して回す必要があるなら、チーム体制の大手が合理的です。要は「自社の戦うべき市場の規模」に費用を合わせることが肝心で、業種別の施策感は第58番「美容クリニックのSEO(YMYL領域)」のような実例が参考になります。
- 月額顧問は大手40〜70万・中堅20〜35万・個人5〜20万円/月の3層。帯ごとに作業範囲と体制が違う
- 個人は安く小回りが利くが属人リスク、大手は高いが大規模対応可だが窓口交代リスク
- 選ぶ基準は費用の安さではなく「自社が戦う市場の規模」。小規模事業者はまず個人・中堅の伴走型で十分
スポット型の相場|サイト診断・SEO設計・記事制作の単価

「毎月の顧問契約はハードルが高い」「必要な部分だけ外注したい」という場合はスポット型が向きます。単発で費用が発生するため総額が読みやすく、施策別の単価は以下が目安です(2026年8月時点)。
| 施策 | 費用の目安(2026年8月時点) | 内容 |
|---|---|---|
| サイト診断(簡易) | 10万〜30万円 | 現状の課題を洗い出すSEO監査レポート |
| SEO設計(本格) | 80万〜100万円以上 | サイト全体のキーワード設計・構造設計・改善計画 |
| 記事制作(1本) | 大手5〜15万/中小3〜10万/個人1〜5万円 | キーワード選定〜執筆〜入稿までのコンテンツSEO |
| 内部改修 | 案件により変動(都度見積もり) | タイトル・見出し・内部リンク・表示速度などの改善 |
スポット型で注意したいのは、「診断・設計は出してくれるが、実装は自社でやる」前提であることが多い点です。80万円かけて立派なSEO設計書を受け取っても、それを実行する人が社内にいなければ成果は出ません。スポット診断を頼むなら、「実装まで自社で回せるか」をセットで考えてください。記事制作費を抑えたい場合は、AIライティングツールの併用で内製化する手もあります(第34番「AIライティングツール徹底比較」を参照)。順位計測などの計測環境を自社で持ちたいなら、第45番「Nobilista 評判・使い方」で紹介している順位チェックツールが安価な選択肢になります。
- スポット型は総額が読みやすい。診断10万〜、本格設計80〜100万円超、記事制作1本1〜15万円が目安
- スポット診断・設計は「実装は自社」が前提。回す人がいないと設計書が死蔵される
- 記事制作費はAIツール併用で内製化、順位計測は安価なツールを自社導入すればコストを抑えられる
成果報酬型が消えつつある理由と契約前の注意点

「成果が出たときだけ払う」という成果報酬型は、一見すると依頼者に最も有利に見えます。しかし2026年現在、まっとうなSEO会社ほどこの体系を採用しなくなっており、業界全体で衰退傾向にあります。「おすすめしません」と一方的に断じるのではなく、なぜ消えつつあるのか、その構造をお伝えします。
成果報酬型の構造的な問題
- 成果の定義が偏りやすい:「特定キーワードで◯位」を成果条件にすると、検索需要の小さい簡単なキーワードで達成し、報酬だけ発生することがある。事業の売上につながらない「成果」になりがち。
- 短期成果を狙った手法のリスク:成果を急ぐ構造上、質の低い被リンクの購入や、検索エンジンを欺く手法(ガイドライン違反)に走る業者が過去に問題化した。これらはGoogleのペナルティ対象で、順位が急落するリスクがある。
- アルゴリズム変動に弱い:現在のSEOは順位が常に変動するため、「達成した瞬間だけ課金」というモデル自体がSEOの実態に合わなくなっている。
もし成果報酬型を検討するなら、契約前に「成果の定義(どのキーワードで何位か、流入か売上か)」「達成後の課金条件」「使う施策の中身」を必ず書面で確認してください。特に「どんな手法で順位を上げるのか」が説明できない、あるいは「独自のノウハウなので言えない」と濁す業者は避けるべきです。まっとうなSEOに魔法はなく、やることは地道な改善の積み重ねです。ガイドラインに反する手法で一時的に上げた順位は、コアアップデートで一気に失われます。
- 成果報酬型は2026年現在、業界で衰退傾向。まっとうな会社ほど採用しなくなっている
- 問題は成果定義の偏り・短期手法のペナルティリスク・アルゴリズム変動への弱さという構造にある
- 検討するなら成果の定義・課金条件・施策の中身を書面で確認。手法を説明できない業者は避ける
見積もりの見方|「実行込みか提案だけか」で実質価格は倍変わる

ここが本記事で最も重要なパートです。SEOの見積もりは、金額だけを横並びで比べても意味がありません。同じ月20万円でも、中身がまったく違うからです。私が相談で見積もりを見せてもらうとき、真っ先に確認するのは金額ではなく「その料金に施策の実行が含まれているか、それとも提案・レポートだけか」です。
月20万円でも実質は割高
キーワード提案・改善レポート・月1回の定例MTGのみ。記事執筆・内部改修は自社対応。社内に実行できる人がいなければ成果は出ず、レポートだけが積み上がる。
月20万円でも実質は割安
提案に加え、記事制作・内部改修・タイトル修正などの実装まで担当。自社は承認するだけで施策が前に進む。同じ金額でも成果に直結しやすい。
見積もりで必ず確認すべき5項目
- 実行範囲:記事制作・内部改修・被リンク・計測のうち、どこまで料金に含まれるか。「提案のみ」か「実装まで」か。
- 成果物の量:記事なら月に何本か、改修なら月に何箇所か。「月次レポート」だけで実作業がないなら要注意。
- 契約期間と解約条件:最低契約期間、途中解約の可否、違約金の有無。
- 担当者と体制:誰が実務を担当するか。営業と実務担当が別で、着手後に質が落ちないか。
- レポートの中身:順位・流入・CV(コンバージョン=問い合わせ・購入などの目標達成数)のどこまで報告し、次の打ち手まで提示されるか。
私が実際に相談で見た例では、月38万円・6ヶ月契約(総額228万円)の見積もりが、中身を分解すると「月1回の定例と改善提案レポートのみ、記事制作・実装は別料金」というものでした。これは「提案だけ型」で実質価格はかなり割高です。逆に、月18万円で記事4本の制作と内部改修まで含む個人コンサルの見積もりは、実行込みで割安でした。表面の金額(38万円 vs 18万円)だけを見ると前者が「本格的」に見えますが、1円あたりに含まれる作業量で見ると評価は逆転します。見積もりは必ず「6ヶ月総額」と「含まれる作業」をセットで比較してください。※金額は個別事情によるため、あくまで一例です。
- 見積もりは金額の横並びでは判断できない。「実行込みか提案だけか」で実質価格が倍以上変わる
- 確認必須は実行範囲・成果物の量・契約期間・担当体制・レポートの中身の5項目
- 比較は「6ヶ月総額」×「含まれる作業量」で。表面の月額が高い=本格的、とは限らない
届いた見積もり、「実行込みか提案だけか」を30分で診断します
「この金額は妥当?」「他社と比べてどう?」——手元の見積書を見ながら、含まれる作業・契約条件・割高ポイントを中立の立場でチェックします。神戸・芦屋拠点の私のSEOコンサル「雅〜WEB〜」が、しつこい営業なしの無料相談で。Zoom 30分・全国オンライン対応。
よくある失敗事例3つ|丸投げ・格安量産・担当者交代

相談を受けるなかで繰り返し見てきた、SEO外注の「お金を無駄にした」失敗パターンを3つ紹介します。いずれも、契約前に見積もりを正しく読めていれば避けられたものです。
失敗1|丸投げして「何をしているか分からない」まま費用だけ払い続けた
最も多いのがこれです。「プロに任せれば安心」と丸投げし、月次レポートは届くものの、具体的に何が改善されたのか分からないまま半年〜1年が過ぎる。気づけば順位も流入も横ばい——というケース。SEOは丸投げでは伸びません。依頼側も「今月は何をやり、どんな仮説で、結果どうだったか」を把握する必要があります。レポートを見て質問できる関係が作れない相手とは、契約を続けるべきではありません。
失敗2|格安の記事量産に飛びついて、低品質記事で評価を落とした
「1本3,000円で記事量産」といった格安プランに飛びつき、検索意図を無視した薄い記事を大量に入れた結果、サイト全体の評価が下がった事例です。2026年のGoogleは、価値の乏しい記事を大量公開する「scaled content abuse(大量生成による品質乱用)」を明確な取り締まり対象としています。安い記事を100本入れるより、価値ある記事を10本入れるほうが、費用対効果でもリスク面でも圧倒的に有利です。安さだけで記事外注を選ぶのは、最も避けたい失敗です。
失敗3|契約後に担当者が交代し、提案の質が落ちた
契約時は優秀な営業・エース担当がついていたのに、着手後に経験の浅い担当へ交代し、提案の質が落ちるパターンです。特に分業体制の会社で起きやすく、「契約を取る人」と「実務をやる人」が別だと発生します。契約前に「実際に担当するのは誰か」「その人の実績は何か」を必ず確認してください。個人コンサルはこの点で有利ですが、逆にその人が多忙だと稼働が止まるリスクもあるため、稼働状況の確認も大切です。
- 丸投げは伸びない。依頼側も施策内容を把握し、レポートに質問できる関係を作る
- 格安量産は逆効果。低品質記事はscaled content abuseに該当し、サイト全体の評価を落とす
- 担当者交代で質が落ちる。契約前に「実際に担当する人と実績」を必ず確認する
失敗しないSEOコンサルの選び方チェックリスト10項目

ここまでの内容を、契約前に使えるチェックリストにまとめます。見積もりを受け取ったら、以下の10項目を確認してください。「はい」が多いほど、費用が無駄になりにくい相手です。
- 料金に実行(記事制作・内部改修)が含まれるかを明確に説明できる
- 成果物の量(記事本数・改修箇所)が見積もりに書かれている
- 実際に担当する人とその実績が確認できる
- 施策の中身を素人にも分かる言葉で説明してくれる(「独自ノウハウで言えない」がない)
- 最低契約期間と解約条件が明示されている
- 順位だけでなく流入・CVまでを報告指標にしている
- ガイドラインに反する手法(リンク購入等)を使わないと明言している
- 過去の実績・事例を具体的に提示できる
- 「必ず1位になる」等の断定をしない(SEOに絶対はない)
- 自社の予算・段階に合った提案をしてくれる(予算オーバーを押し売りしない)
特に9番は重要です。「必ず上がる」「絶対1位」と断言する相手は、SEOの実態を知っていれば言えないはずの言葉を使っており、警戒すべきサインです。私自身、相談では成果を保証せず、まず現状から「何が必要で何は不要か」をフラットにお伝えするようにしています。予算が月5万円以下で伴走が難しい規模なら、無理に契約を勧めず「ツール導入+内製」を提案することもあります。第33番「SEO分析ツール比較」や、小規模事業者が自力でSEOを進めた第9番「ピアノ教室SEO 9ステップ」は、外注前に自分でできることを知る参考になります。
- 契約前に10項目チェック。実行範囲・成果物量・担当者・施策の透明性・解約条件を確認する
- 「必ず1位」「絶対上がる」と断定する相手は危険。SEOに絶対はなく、成果保証は実態に反する
- 予算が小さい段階なら「ツール+内製」も正解。自社に必要な施策だけを見極めるのが最優先
FAQ|SEOコンサル費用のよくある質問

Q1. SEOコンサルの費用は月いくらから始められますか?
個人・フリーランスの伴走型なら月5万円前後から始められます(2026年8月時点)。ただし月5万円以下の場合、含まれる作業がごく限定的なことが多いので、「何が含まれるか」を必ず確認してください。予算が小さい段階では、無理に顧問契約を結ぶより、スポットのサイト診断(10万円前後〜)で方針だけ固め、実行は内製する入り方も現実的です。金額は変動するため、各社公式・見積書で最新の条件をご確認ください。
Q2. 個人と大手、どちらに頼むのが正解ですか?
「自社が戦う市場の規模」で決めるのが正解です。月商数百万円までの個人事業主・小規模事業者なら、費用が安く小回りの利く個人・中堅の伴走型で十分なことが多いです。一方、全国区で競合が強く、大量の記事制作や大規模な内部改修を並行して回す必要があるなら、チーム体制の大手が合理的です。費用の安さではなく、必要な施策の規模に合わせて選んでください。
Q3. 成果報酬型はやめたほうがいいですか?
一概に「やめるべき」とは言いませんが、注意が必要です。成果報酬型は成果の定義が偏りやすく、短期成果を狙ったガイドライン違反の手法(リンク購入など)に走る業者が過去に問題化しました。これらはGoogleのペナルティ対象で、順位が急落するリスクがあります。検討するなら、成果の定義・課金条件・使う施策の中身を書面で確認し、手法を説明できない業者は避けてください。2026年現在、まっとうな会社ほどこの体系を採用しなくなっています。
Q4. 「必ず1位にします」という業者は信用できますか?
信用しないほうが安全です。検索順位はGoogleのアルゴリズムで決まり、外部の誰にもコントロールできません。「必ず上がる」「絶対1位」と断定する業者は、SEOの実態を知っていれば言えない言葉を使っており、警戒すべきサインです。まっとうなコンサルは成果を保証せず、「確度を上げる」という表現をします。過度な保証を強調する相手ほど、契約後のギャップが大きくなりがちです。
Q5. SEOはどれくらいの期間で成果が出ますか?
サイトの状態や競合状況によりますが、一般的には成果が見え始めるまで最低でも3〜6ヶ月、本格的な成果には半年〜1年程度を見込むのが現実的です。月額顧問型に最低6ヶ月の契約期間が設定されることが多いのは、このためです。逆に「1ヶ月で上位表示」をうたう業者は、短期的な手法に頼っている可能性があり注意が必要です。SEOは中長期の投資と捉え、費用も「半年〜1年の総額」で予算を組んでください。
- 費用は個人伴走型で月5万円前後〜。小さく始めるならスポット診断(10万円前後〜)から入る手もある
- 個人か大手かは「戦う市場の規模」で決める。成果報酬型・成果保証をうたう業者には要注意
- 成果には最低3〜6ヶ月、本格化に半年〜1年。費用は「半年〜1年の総額」で予算を組む
用語集
- 月額顧問型
- 毎月固定額を支払い、継続的にSEO改善を伴走してもらう料金体系。最低契約期間(多くは6ヶ月)が設定される。SEOの王道。
- スポット型
- サイト診断・SEO設計・記事制作など、作業ごとに単発で費用が発生する料金体系。総額が読みやすいが、実装や継続改善は自社で回す前提のことが多い。
- 成果報酬型
- 順位や流入などの成果達成時にのみ課金される料金体系。成果定義の偏りやガイドライン違反手法のリスクから、2026年現在は衰退傾向。
- CV(コンバージョン)
- 問い合わせ・購入などの目標達成数。SEOのレポートでは順位・流入だけでなく、このCVまで追える相手が望ましい。
- scaled content abuse
- 大量生成による品質乱用。検索順位を操作する目的で、価値の乏しい記事を大量公開する行為。Googleの取り締まり対象で、格安記事量産の失敗はここに該当する。
- コアアップデート
- Googleが定期的に実施する検索アルゴリズムの大規模更新。ガイドライン違反の手法で一時的に上げた順位は、この更新で失われやすい。
- YMYL
- Your Money or Your Life。医療・お金など人生に重大な影響を与える領域。Googleが特に品質を厳しく評価するため、SEOの難度と費用が上がりやすい。
まとめ|まずは無料相談で「自社に必要な施策」だけ見極める

SEOコンサルティングの費用は、2026年8月時点で大手40〜70万・中堅20〜35万・個人5〜20万円/月が月額顧問の目安、スポットは診断10万〜・本格設計80〜100万円超・記事1本1〜15万円が相場でした。しかし本記事で最も伝えたかったのは、「金額の大小ではなく、実行込みか提案だけかで実質価格が倍変わる」という一点です。最後に、後悔しないための手順を整理します。
- 相場を物差しにする:早見表で「自社の規模ならこの帯」という当たりをつける
- 体系を選ぶ:継続改善なら月額顧問、部分外注ならスポット。まずはスポット診断から小さく試すのも有効
- 見積もりを分解する:金額でなく「6ヶ月総額」×「含まれる作業量」で比較する
- チェックリスト10項目で、実行範囲・担当者・施策の透明性・解約条件を確認する
- 予算が小さいなら内製も検討:ツール導入+自力SEOで足りる段階もある
「うちの規模だと、いくらでどこまでやるべきか」「この見積もりは妥当か」——こうした個別の判断は、狙うキーワード・競合状況・今のサイトの状態によって変わります。判断に迷ったら、神戸・芦屋拠点の私のSEOコンサル「雅〜WEB〜」までお気軽にご相談ください。自社の料金体系も料金ページで透明に開示しています。無料相談では、成果を保証するような営業はせず、「自社に本当に必要な施策だけ」をフラットに見極めるお手伝いをします。これまでの実績一覧もあわせてご確認ください。
その見積もり、契約前に「妥当か」を中立の立場で診断します
「この金額は高い?」「他社と比べてどう?」「うちは個人と大手どちらが合う?」を、現状のサイトと狙いキーワードからフラットに診断。神戸・芦屋拠点のSEOコンサル「雅〜WEB〜」が、しつこい営業なしの無料相談でお答えします。Zoom 30分・全国オンライン対応。
