「AFFINGER6とSWELL、結局どっちを買えばいいのか」。WordPressで有料テーマを選ぶ方から、いまも一番多く聞かれる2択です。先に言うと、ブログやサイトを1つ育てるならSWELL、広告の配置やクリック計測まで作り込んで収益導線を回すならAFFINGERです。どちらを選んでも、テーマだけで検索順位が決まることはありません。
ただし、比較の前に1つ訂正があります。2026年10月時点で、AFFINGERの現行版は「AFFINGER7」です。「AFFINGER6」の名前で検索される方が多いのですが、公式サイトで販売されているのは7で、6をお持ちの方には無料または特価での案内が出ています。この記事では6と7を区別して書き、価格・ライセンスは2026年10月28日時点で各公式サイトを確認した値だけを使います。
比べる軸は、価格・ライセンス・編集のしやすさ・カスタマイズ性・乗り換えコストの5つです。最後に、ライセンスや更新費用の条件で2つに収まらない方向けに、第3の選択肢も示します。より広くテーマを比べたい方はWordPressテーマ比較5選もあわせてどうぞ。
私は前職で17年間、自社ECの事業運営に関わり、最終的に執行役員を務めました。広告費ゼロ・自然検索のみで年商1〜2億円を回し、主要キーワードでは約10年間1位を維持しています(2位は日本の時価総額1位企業の公式サイト、3位はAmazon)。現在は神戸・芦屋でSEOコンサル「雅〜WEB〜」を運営し、当メディアもSWELLで運営しています(支援実績:miyabi-web.jp/production/)。
※本記事には広告(アフィリエイト)リンクが含まれます。料金・特典は変動するため、申込前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事でわかる4つのこと
- AFFINGERとSWELLのどちらを選ぶべきかを、使い方のタイプ別に一言で
- 2026年の現行版はAFFINGER7であることと、AFFINGER6を持っている人の扱い
- 価格・ライセンス・支払い方法の違いを公式サイトの原文どおりに並べた比較表
- テーマでSEOに差が出る部分・出ない部分と、乗り換えで崩れやすいところ
テーマ選びで迷う時間は、短いほど良いと私は考えています。10年1位を守った自社ECでも、順位を支えたのはテーマではなく、お客様の質問に答えるページを増やし続けたことと、そのページ同士をつなぐ内部リンクでした。だからこの記事では、どちらが上かは決めません。あなたの使い方に対して、どちらが手間を減らすかだけを判断材料としてお渡しします。
AFFINGERとSWELLの比較結論|ブログ単体ならSWELL、収益導線の作り込みならAFFINGER

結論は、「書くことに集中したいならSWELL」「広告の配置と計測を自分で回したいならAFFINGER」です。両者の差は性能の優劣ではなく、何に手間をかけたい人向けに作られているかの違いです。SWELLは公式が「ブロックエディターに完全対応」と打ち出し、AFFINGERは公式が「収益化に特化したWordPressテーマ」と打ち出しています。
タイプ別の選び方
| あなたの状況 | 向いているテーマ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めて有料テーマを買う/記事を書く時間を最優先したい | SWELL | ブロックエディター前提の設計で、装飾を覚える手間が少ない |
| アフィリエイトで広告の配置・クリック計測まで自分で調整したい | AFFINGER | 広告管理・クリック計測のプラグインが付属し、収益化向けの機能が厚い |
| 自社サイト・事業サイトを複数持っている | どちらでも可 | どちらも自分のサイトなら複数で使える。条件の違いは第3章 |
| AFFINGER6をすでに持っている | まずAFFINGER7の優待を確認 | 無料または特価で7を購入できる場合がある(公式記載) |
| AI機能付きや業種向けの型がほしい/更新費用の条件を比べたい | 第3の選択肢 | XwriteとEmanonを第8章で紹介 |
迷う方の多くは、「どちらがSEOに強いか」で決めようとします。ここは先に答えておきます。私の経験則として、AFFINGERとSWELLのどちらを選んだかで順位の勝ち負けが決まった場面は見たことがありません。順位を分けるのは記事の中身と内部リンクです。詳しくは第7章で書きます。
- 書くことに集中したいならSWELL、広告配置と計測を回したいならAFFINGER
- 差は性能の優劣ではなく「何に手間をかけたい人向けか」の違い
- どちらを選んでも、テーマだけで順位は決まらない
AFFINGER6とSWELLを比べる前の前提|2026年の現行版は「AFFINGER7」

AFFINGERの公式販売ページ(AFFINGER7 販売ページ/2026年10月28日確認)で売られているのはAFFINGER7です。いま「AFFINGER6」の情報だけを見て判断すると、価格や機能の前提がずれます。ネット上の比較記事の多くがAFFINGER6のまま止まっているので、読むときは版を確かめてください。
AFFINGER6を持っている人の扱い
販売ページには、AFFINGER6の保有者はAFFINGER7を「無料又は特価にてご購入いただける場合がございます」と書かれています。上位版についても、過去にAFFINGER6のEX版を買った方は「無料にてご利用いただける場合がございます」とあります。条件の詳細は別ページにあり、私は本文に書けるところまで確認できていません。
- AFFINGER6を持っていて新しく買い直そうとしている:先に公式の保有者向け案内を確認する
- AFFINGER6を使い続けている:今すぐ乗り換える義務はない。7の新機能が必要になった時点で検討すればよい
- これから買う:比較対象はAFFINGER7。AFFINGER6が単体で今も買えるかは、公式に記載がなく未確認
以降この記事では、現行版の話は「AFFINGER7」、両方に共通する話は「AFFINGER」と書き分けます。
- 2026年10月時点で公式に販売されているのはAFFINGER7
- AFFINGER6の保有者は、7を無料または特価で買える場合がある
- AFFINGER6の単体販売が続いているかは公式に記載がなく未確認
AFFINGERとSWELLの価格・ライセンス比較|買い切り額・複数サイト・支払い方法

本体価格の差は2,800円で、どちらも買い切りです。差が出るのは価格よりも、ライセンスの書き方・支払い方法・返金の扱いです。以下は2026年10月28日に各公式サイトで確認した内容です(SWELL 購入ページ/AFFINGER7 販売ページ)。料金は変わることがあるため、購入前に公式で最新の表示をご確認ください。
| 項目 | SWELL | AFFINGER7 |
|---|---|---|
| 本体価格 | 17,600円(税込) | 14,800円(税込) |
| 支払いの形 | 買い切り(「月額や年額ではありません」) | 買い切り |
| 複数サイトでの利用 | 制限なし(GPL100%) | 購入者自身が所有するサイトなら複数可 |
| 第三者への配布・譲渡 | GPLの範囲で可(利用制限なしと明記) | 禁止(PHP以外はスプリットライセンス) |
| アップデート | 無料(公式FAQ) | 販売ページに料金の記載なし |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ(銀行振込不可) | クレジットカード/PayPal/PayPay |
| 上位版・追加パック | なし(本体のみ) | EX版・STRATEGY PACK3を別売り(価格は時期で変わるため公式参照) |
| 返金・ダウンロード | 購入ページで返金規定は確認できず | 返品・返金不可/ダウンロードは7日間・7回まで |
| 公式サイト | swell-theme.com | affinger.com |
制作を請け負う人はライセンスの文言を必ず読む
個人ブロガーなら、どちらでも「自分のサイトに何個でも使える」と考えて差し支えありません。差が出るのは、お客様のサイトを制作して納品する立場のときです。SWELLは「ライセンス制限はなく、複数サイトでご自由にご利用頂けます」とあり、利用に関する制限は一切ないと明記しています。AFFINGERは「購入者自身の所有するサイト」が前提で、第三者への配布・譲渡を禁止しています。
私はクライアントのサイトを作るとき、テーマはクライアント名義で購入していただくようにしています。どちらのテーマでも、契約が終わった後にサイトの持ち主がテーマの扱いで困らないようにするためです。グレーな使い方をして後から揉めるより、最初に数千円をかけて名義をそろえるほうが安く済みます。
支払い方法で決まる人もいる
SWELLはクレジットカードのみで、銀行振込に対応していません(公式はカードが使えない場合の代替手段も案内しています)。AFFINGER7はPayPalとPayPayにも対応しています。ただしPayPayは即時ではなく、ダウンロードまで24時間ほどかかる場合があると書かれています。法人で請求書払いしか使えない場合は、両方とも購入前に公式へ問い合わせるのが確実です。SWELL単体の詳しい使い心地はSWELLレビューにまとめています。
- 本体はSWELL 17,600円・AFFINGER7 14,800円(税込・2026年10月時点)、どちらも買い切り
- SWELLは利用制限なし、AFFINGERは「自分が所有するサイト」なら複数可で譲渡禁止
- 制作代行で使うなら、テーマはクライアント名義で買ってもらうのが安全
AFFINGERとSWELLの編集体験の差|ブロックエディタでの書きやすさ

記事を量産する人にとって、テーマの差が一番はっきり出るのが編集画面です。WordPressの標準エディタは、段落や見出しを「ブロック」として積み上げるブロックエディタ(Gutenberg)です。SWELLは公式で「2019年のリリース当初からこのブロックエディターに完全対応」と書いています。AFFINGER7も「AFFINGERブロック」というプラグインでブロックエディタの機能を広げており、AI支援のプラグインは「Gutenbergエディターで利用できます(クラシックエディター不可)」と案内しています。
書きやすさで見るべき3つの点
- 装飾が本体だけで完結するか:吹き出し・ボックス・ボタンなどを、追加プラグインなしで出せるか
- よく使う型を保存して呼び出せるか:毎回同じ装飾を一から組まずに済むか
- 見たまま編集できるか:編集画面と公開後の見た目が近いか
当メディアは、いまお読みのこの記事も含めてSWELLで運営しています。私の実感として、SWELLは装飾の選択肢が編集画面の中で完結するので、書きながら手が止まる回数が少ないテーマです。一方でAFFINGERは、収益化向けの部品やプラグインが多く、使いこなすほど細かく作り込める反面、覚えることも多いというのが、AFFINGERを使っている方のサイトを見てきた私の受け止めです。
正直に書いておくと、私はこの記事で両テーマの「1記事を書き終えるまでの時間」を同じ条件で計った数字を持っていません。書く人の慣れで大きく変わるからです。迷ったら、両方の公式サイトにあるデモや機能紹介を見て、自分がいつも使う装飾が何手で出せるかを確かめるのが一番確実です。
- SWELLはリリース当初からブロックエディターに完全対応(公式記載)
- AFFINGER7もブロック拡張プラグインあり。AI支援はブロックエディタ専用
- 書きやすさは慣れで変わる。いつも使う装飾が何手で出せるかで判断する
AFFINGERとSWELLのカスタマイズ性|デザインと収益導線をどこまで触れるか

カスタマイズ性は、「見た目を整える自由度」と「お金につながる導線を作り込む自由度」に分けて考えると判断しやすくなります。前者はどちらも十分で、差が出るのは後者です。
| 観点 | SWELL | AFFINGER7 |
|---|---|---|
| 公式の打ち出し | ブロックエディター完全対応・高速化機能を標準搭載 | 収益化に特化したWordPressテーマ |
| 収益導線の道具 | 本体の装飾ブロックで作る | 広告管理・クリック計測の「AFFINGERタグ管理マネージャー4 [LITE]」が付属 |
| 計測データ | 外部ツール(GA4など)で見る | クリック率の計測。データは「常に最新の31日分」保持 |
| 向いている人 | デザインを整えて記事に集中したい人 | 広告の位置や文言を試して収益を詰めたい人 |
アフィリエイトを本業にしている方にとって、どのボタンが何回押されたかをテーマ側で見られるのは大きな利点です。GA4(Google Analytics 4=サイトの訪問者やCVを解析する無料ツール)でも同じことはできますが、設定の手間がかかります。一方で、事業サイトや個人教室のサイトのようにCV(コンバージョン=問い合わせ・購入などの目標達成数)が「お問い合わせ」1つだけなら、その機能を使う場面はほとんどありません。
私が相談を受ける個人事業主の方の多くは後者です。その場合は、機能の多さより、更新を続けられる簡単さを優先したほうが結果が出ます。
- 見た目の自由度はどちらも十分。差が出るのは収益導線の作り込み
- AFFINGER7は広告管理・クリック計測のプラグインが付属する
- CVが「お問い合わせ」だけのサイトなら、更新の続けやすさを優先する
テーマ選びの前に、サイトの目的に合っているかを1回だけ確認しませんか
いまのサイトURL(またはこれから作るサイトの目的)をお送りください。AFFINGERとSWELLのどちらが手間を減らせるか、そもそもテーマを変える必要があるかを、SEOの観点でお伝えします。特定のテーマを売り込むことはしません。相談は無料です。
無料で相談する(develop-life.com/contact/)→AFFINGERとSWELLの表示速度|テーマで決まる部分と決まらない部分

「SWELLのほうが速い」「AFFINGERのほうが軽い」という話はよく見かけますが、表示速度はテーマだけでは決まりません。同じテーマでも、サーバー・画像の重さ・入れているプラグインの数で、体感がまったく変わります。テーマを変えれば速くなる、と断定はできません。
Googleは、表示の速さや安定性を測る指標としてCore Web Vitalsを公開し、「検索で成果を得るために、良好なCore Web Vitalsを達成することを強く推奨」しています(出典:Understanding Core Web Vitals and Google search results/2025年12月10日更新・2026年10月28日確認)。良好とされる目安は次の3つです。
- LCP(読み込みの速さ):2.5秒以内
- INP(操作への反応の速さ):200ミリ秒未満
- CLS(表示中のレイアウトのずれ):0.1未満
テーマで決まる部分・決まらない部分
| 要素 | テーマで決まるか | 中身 |
|---|---|---|
| テーマ本体の作り | 決まる | 読み込むファイルの量、遅延読み込みなどの高速化機能(SWELLは公式でキャッシュ機能・遅延読み込みを標準搭載と記載) |
| サーバー | 決まらない | 応答の速さはサーバーの性能と設定で変わる |
| 画像 | 決まらない | サイズと形式(WebPなど)の扱いは運営者次第 |
| プラグイン | 決まらない | 数と組み合わせで重くなる。テーマの機能と重複するものは外す |
私の経験則として、速度の相談で最初に効くのは画像の圧縮と、使っていないプラグインの整理です。テーマの変更はその後で十分です。具体的な改善手順はWordPress表示速度の改善方法にまとめています。
- 表示速度はテーマ・サーバー・画像・プラグインの合計で決まる
- Googleは良好なCore Web Vitalsの達成を強く推奨している
- まず画像とプラグインを整理し、テーマ変更はその後に考える
AFFINGERとSWELLでSEOに差は出るか|見出し構造・内部リンク・構造化データ

結論から言うと、AFFINGERとSWELLのどちらを選んでも、テーマの違いだけで検索順位に大きな差は出ないというのが私の立場です。どちらも見出しタグを正しく出力し、記事を書く土台としては十分です。差が出るのは、その土台の上で何を書き、どうつなぐかです。
勝った話:テーマではなく内部リンクで1位を守った
前職の自社ECで主要キーワードの1位を約10年守れたのは、お客様の質問に答えるページを増やし、それを商品ページへ内部リンクでつなぎ続けたからです。2位は日本の時価総額1位企業の公式サイト、3位はAmazonでした。資本で勝てない相手に勝てたのは、テーマの性能ではなく、ページ同士の関係を地道に設計したからだと考えています。この経緯は自社ECが10年1位を守った事例に詳しく書いています。
負けた話:同じSWELLでも上がらない記事は上がらない
逆の例も出しておきます。当メディアは全記事SWELLで運営していますが、テーマ比較の記事は、2026年10月の棚卸し時点(Search Console直近3ヶ月)で平均23.9位と、検索結果の2〜3ページ目に留まっていました。同じテーマで書いた別の記事は上位にあります。つまり順位の差を生んだのはテーマではなく、記事ごとの中身と、検索した人の疑問に答え切れているかです。この記事を書いた理由の1つも、そこを埋めるためです。
テーマ選びより先に確認したい3点
- 見出し構造:H2→H3の順で、見出しだけ読んでも記事の流れがわかるか
- 内部リンク:関連する記事同士が、読者の次の疑問に沿ってつながっているか
- 構造化データ:パンくずなどを検索エンジンに正しく伝えているか。テーマ側の出力とSEOプラグインの出力が重複していないか
3つ目は、テーマを変えたときに特に崩れやすい部分です。乗り換え時の確認方法は第9章で書きます。検索全体の流れは2026年SEOトレンドにまとめています。
- AFFINGERとSWELLの違いだけで、順位に大きな差は出ない
- 同じSWELLでも、中身が足りない記事は2〜3ページ目に留まる(当メディアの実測)
- テーマより先に、見出し構造・内部リンク・構造化データの重複を確認する
AFFINGERとSWELL以外の第3の選択肢|XwriteとEmanon

ここまで読んで、「どちらもしっくりこない」という方もいると思います。たとえば、毎月の費用で始めたい方、事業サイト向けの型がほしい方です。そうした方向けに、条件の違う2つのテーマを紹介します。AFFINGERとSWELLの結論を変えるものではありません。あくまで2択に収まらない方向けの選択肢です。
| テーマ | 価格(2026年10月時点) | ライセンス・更新 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Xwrite(エックスサーバー社) | 買い切り19,800円/年額9,900円/月額990円(税表記は公式で要確認) | 100%GPL・1ライセンスで複数サイト可(貸与・譲渡は不可) | 買い切りでなく月額・年額で始めたい人 |
| Emanon(Business) | 12,800円(税込)。Proは9,800円、Premiumは27,800円(税込) | GPL・使い回し可。ただし対象バージョン以降の更新には年1回の機能拡張ライセンスキーが必要 | 会社・店舗の事業サイトを作りたい人 |
Xwrite:月額・年額で始められるエックスサーバー社のテーマ
Xwriteは、レンタルサーバー大手のエックスサーバー社が出しているテーマです。エックスサーバーの公式解説(Xwriteのメリット・デメリット/2026年10月28日確認)では、買い切り19,800円、年額9,900円、月額990円のプランが示されています。エックスサーバーを契約している場合は無料または割引価格で使える案内もありますが、条件はプランによって違うため公式で確認してください。
- ライセンスは100%GPLで、1ライセンスで複数のホームページに使用可能(第三者への貸与・譲渡は不可)
- 公式は「どのサーバーでご利用いただいた場合でも、テーマの機能に差異はございません」としている
- 月額・年額は続ける限り費用がかかる。長く使うなら買い切りとの合計額を比べる
使い勝手の詳細はXwriteレビューに書いています。
Xwrite(エックスライト)
エックスサーバー社のWordPressテーマ。買い切りのほか年額・月額プランも選べる(2026年10月時点・公式参照推奨)。
Emanon:事業サイト向け。更新の条件は先に確認
Emanonは、ビジネス用途を前面に出したテーマシリーズです。公式サイト(Emanon公式/2026年10月28日確認)では、Pro 9,800円・Business 12,800円・Premium 27,800円(いずれも税込)が掲載されています。製品は「全て使い回しが可能」とされています。
ただし、悪い条件も先にお伝えします。公式の機能拡張ライセンスキーのページには、キーの有効期間は1年で、キーがなくてもテーマは使い続けられる一方、「対象バージョン以降のアップデートおよび機能拡張ライセンスキー対象機能はご利用いただけません」と書かれています。キーの価格は同ページに記載がなく、未確認です。「買い切りで更新もずっと無料」のSWELLとは条件が違うので、長く使う前提なら購入前に確認してください。
詳しくはEmanonレビューを、ほかのテーマも含めて比べたい方はWordPressテーマ比較5選をご覧ください。
Emanon(エマノン)
会社・店舗サイト向けのテーマシリーズ。Business 12,800円(税込・2026年10月時点)。更新条件は公式で要確認。
- 第3の選択肢は、2択の結論を変えるものではなく、条件が合わない人の受け皿
- Xwriteは買い切り・年額・月額から選べる。長く使うなら合計額で比べる
- Emanonは対象バージョン以降の更新に年1回のライセンスキーが必要
AFFINGERとSWELLの乗り換え注意点|ショートコード崩れと順位への影響

すでにどちらかを使っていて乗り換えを考えている方は、テーマを変えた瞬間に崩れる箇所を先に知っておいてください。いちばん多いのは、前のテーマ専用の装飾です。
乗り換えで崩れやすい4つの箇所
| 箇所 | 何が起きるか | 確認方法 |
|---|---|---|
| ショートコード | 前テーマ専用の[ ]で囲んだ記号が、そのまま文字として表示される | 記事内を「[」で検索し、テーマ固有の記述を洗い出す |
| テーマ専用の装飾 | ボックス・吹き出し・ボタンの見た目が消える | アクセス上位の記事から目視で確認 |
| 見出しやタイトルの出力 | タイトルタグや見出しの出し方が変わる | 切り替え前後でページのソースを比べる |
| 構造化データ | テーマとSEOプラグインで重複、または欠落する | Googleのリッチリザルトテストで主要ページを確認 |
SWELLは公式サイトで、乗り換え元テーマの機能を組み込んだ乗り換えサポートを配布しています。対象となるテーマは公式の一覧で確認してください。こうした仕組みを使っても、すべての装飾が元どおりになるとは限らないので、アクセスの多い記事から順に目で確認するのが確実です。
順位への影響を小さくする手順
- 切り替え前にGSC(Google Search Console=検索結果での順位や流入を確認できる無料ツール)で、流入上位の記事を書き出しておく
- テスト環境か、子テーマを使って本番の前に表示を確認する
- 切り替え後、書き出した上位記事から順に表示崩れと構造化データを確認する
- 2〜4週間はGSCで順位とクリック数を見て、落ちた記事から手当てする
テーマを変えてもURLが変わらなければ、評価そのものが消えるわけではありません。ただ、崩れた装飾や欠けた構造化データを放置すると、読者が離れる原因になります。具体的な移行手順はWordPressテーマ移行の注意点にまとめています。
- 乗り換えで一番崩れるのは、前テーマ専用のショートコードと装飾
- SWELLの乗り換えサポートを使っても、全部が元どおりになるとは限らない
- 流入上位の記事を先に書き出し、切り替え後はその順に確認する
AFFINGERとSWELLの比較 よくある質問
Q1. AFFINGER6とAFFINGER7は別物ですか?
AFFINGER7は、AFFINGERシリーズの現行版です。2026年10月時点で公式販売ページに掲載されているのはAFFINGER7で、AFFINGER6の保有者は無料または特価で購入できる場合があると案内されています。条件の詳細は公式の保有者向けページでご確認ください。
Q2. SEOに強いのはどちらですか?
私の経験則では、どちらを選んだかで順位の勝ち負けは決まりません。順位を分けるのは、記事の中身・見出し構造・内部リンクです。テーマは、それを書きやすくする道具として選んでください。
Q3. 安いのはどちらですか?
本体価格はAFFINGER7が14,800円、SWELLが17,600円(いずれも税込・2026年10月時点)で、AFFINGER7のほうが2,800円安くなります。ただしAFFINGERは上位版のEXや追加パックが別売りなので、必要な機能まで含めた合計で比べてください。
Q4. 1つ買えば複数のサイトで使えますか?
どちらも自分のサイトなら複数で使えます。SWELLは利用制限なしと明記しています。AFFINGERは「購入者自身の所有するサイト」に限られ、第三者への配布・譲渡は禁止されています。お客様のサイトに使う場合は、お客様名義での購入をおすすめします。
Q5. 買った後に返金できますか?
AFFINGER7の販売ページには「いかなる事由でも返品及び返金はできません」と書かれています。SWELLは購入ページで返金規定を確認できませんでした。どちらも、購入前に公式のデモや機能紹介で使い勝手を確かめることをおすすめします。
- 現行版はAFFINGER7。AFFINGER6保有者は優待の対象になる場合がある
- 本体価格はAFFINGER7が2,800円安いが、追加パックを含めた合計で比べる
- AFFINGER7は返品・返金不可。買う前にデモで確かめる
用語集|この記事に出てきた言葉
- WordPressテーマ
- WordPressサイトのデザインや機能をまとめて切り替える部品。テーマを変えると見た目と一部の機能が変わる。
- ブロックエディタ(Gutenberg)
- WordPress標準の編集画面。段落・見出し・画像などを「ブロック」として積み上げて記事を作る。
- クラシックエディター
- ブロックエディタ以前の、1つの入力欄に文章を書く旧来の編集画面。
- ショートコード
- [ ]で囲んだ短い記号を書くと、装飾や部品に置き換えて表示するWordPressの仕組み。テーマ専用のものは乗り換えると表示されなくなる。
- GPL
- ソフトウェアの利用・改変・再配布を認めるライセンスの一種。WordPress本体もGPLで配布されている。
- スプリットライセンス
- PHPファイルはGPL、それ以外の画像やCSSなどは別の独自ライセンス、と分けて扱う形式。
- Core Web Vitals
- Googleが定める、ページの読み込みの速さ(LCP)・反応の速さ(INP)・表示のずれ(CLS)の3指標。
- 構造化データ
- ページの内容(パンくず・記事・FAQなど)を検索エンジンに伝える決まった書式のデータ。
- 内部リンク
- 同じサイト内のページ同士をつなぐリンク。読者の回遊と、検索エンジンへのページの関係の伝達に使われる。
- GSC
- Google Search Console。検索結果での順位や流入を確認できる無料ツール。
- GA4
- Google Analytics 4。サイトの訪問者やCVを解析する無料ツール。
- CV
- コンバージョン。問い合わせ・購入などの目標達成数。
まとめ|テーマは土台。順位を決めるのはこの先の運用

AFFINGERとSWELLの比較を、最後に3点にまとめます。
- 選び方:書くことに集中したいならSWELL、広告配置と計測を回したいならAFFINGER
- 前提:2026年の現行版はAFFINGER7。本体はSWELL 17,600円・AFFINGER7 14,800円(税込・2026年10月時点)で、どちらも買い切り
- SEO:テーマの違いだけで順位は決まらない。見出し構造と内部リンクのほうが効く
3つを1つにまとめると、テーマは「続けられるほう」を選び、浮いた時間を記事の中身に使うということです。テーマ選びに1ヶ月迷うより、どちらかに決めて1本でも多く書くほうが、検索での結果は早く出ます。2択に収まらない方は、第8章のXwriteとEmanonも条件を比べてみてください。
- 書くことに集中するならSWELL、収益導線を作り込むならAFFINGER
- 価格・ライセンスは公式で最新を確認し、版(AFFINGER7)を取り違えない
- テーマは続けられるほうを選び、時間は記事の中身と内部リンクに使う
テーマを決めた後の「何を書くか」を、
一緒に設計しませんか
広告費ゼロ・自然検索のみで年商1〜2億円の自社ECを運営した経験をもとに、いまのサイトに必要なページと内部リンクの組み方を具体的にお伝えします。テーマの乗り換えが本当に必要かの判断もいたします。ご案内するのは私のSEOコンサル(自社サービス)です。順位の保証はしませんが、判断の根拠は具体的にお伝えします。相談は無料です。
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