「AIで記事を書いているのに、順位が付かない」。先に言うと、原因の多くはAIを使ったことではなく、あなたしか持っていない素材が1つも入っていないことです。Googleのスパムポリシーは、作り方ではなく「独自性がなく、読者に価値を提供しないか」を見ています。本記事はその原文を確認したうえで、AIで下書きした記事に独自性を後から足す7つの手順を書きます。
想定している読者は、自社EC(自社サイトで直接販売するネットショップ)や個人事業主、自分でブログを書いている運営者の方です。「AI記事はペナルティになるのか」という不安と、「独自性をどう足すのか」という手順の両方に、1本で答えます。記事量産の代行は扱いません。
ツール同士の比較はAIライティングツール比較に、下書きの手順はChatGPTでブログ記事を書く手順に分け、本記事は「下書きはAI、独自性は人」の後半だけを扱います。
私は前職で17年間、自社EC(DtoC)の事業運営に関わり、執行役員を務めました。広告費ゼロ・自然検索のみで年商1〜2億円を集客し、月間50,000検索の語で10年間1位を守りました(2位は日本の時価総額1位企業の公式サイト、3位はAmazon)。2024年10月に独立し、神戸・芦屋でSEOコンサル「雅〜WEB〜」を運営しています(支援実績:miyabi-web.jp/production/)。公式文書の引用とツール料金は2026年11月時点の確認値です。
※本記事には広告(アフィリエイト)リンクが含まれます。料金・特典は変動するため、申込前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事でわかる4つのこと
- Googleが問題にするのは「AIで書いたこと」ではなく「独自性のない大量生成」だと原文で確認できる
- AI記事が薄くなる5つの症状と、それぞれの直し方
- 独自性を後から足す7つの手順(一次情報・実測値・失敗・判断表・引用・図解・執筆者とAI利用の開示)
- 公開前に自分で採点できるWho・How・Whyの3問チェックリスト
17年の運営で確信したのは、検索で勝つ記事は「文章のうまさ」ではなく「持っている素材の差」で決まるということでした。AIはあなたの店の数字、失敗、現場の写真を持っていません。素材を先に棚卸しする人だけが、AIを味方にできます。
SEO記事をAIで書くなら|AIが書けないのは「あなたしか持っていない素材」だけ【結論】

結論から書きます。AIで下書きを作ること自体は、Googleの公式文書でも否定されていません。問題になるのは「独自性がなく、読者に価値を提供しない記事を大量に作ること」です。言い換えると、AIで書いた記事に独自性を足せるかどうかは、あなたが「AIの持っていない素材」をいくつ持ち込めるかで決まります。
AIが書けるものと書けないものを、先に分けておきます。
| 区分 | 内容 | 記事の中での役割 |
|---|---|---|
| AIが書けるもの | 一般的な説明、手順の骨組み、言い換え、見出し案、FAQの候補 | 下書き。読みやすさの土台 |
| AIが書けないもの | あなたの数字(売上・順位・反応率)、失敗の記録、現場の写真、取材で聞いた話、あなたの判断基準 | 独自性。順位と信頼の源泉 |
本記事の7手順(一次情報・実測値・失敗・判断表・引用・自作の画面・執筆者とAI利用の開示)は、すべて右の「AIが書けないもの」を記事に持ち込む作業です。私の経験則として、7つのうち3つ以上が入っている記事と、1つも入っていない記事では、公開後の伸び方が目に見えて違います。第2〜3章で原文を確認し、第4章で薄さを診断してから、第5章以降に進んでください。
- AIで下書きを作ること自体は、公式文書で否定されていない
- 問題は「独自性がなく価値を提供しない記事の大量生成」で、作り方ではない
- 独自性とは「AIが持っていない素材」のこと。7つの手順はその持ち込み方
AI記事の独自性をGoogleはどう見るか|「AIで書いたこと」は問題にしていない

不安を先に解消します。Googleのスパムポリシー(Google検索セントラル)には、大量生成の不正利用について次の一文があります(2026年11月取得)。
This abusive practice is typically focused on creating large amounts of unoriginal content that provides little to no value to users, no matter how it’s created.
出典:Spam policies for Google web search(Google検索セントラル・2026年11月取得)
私の訳では「この不正行為は、作成方法に関係なく、読者にほとんど価値を提供しない独自性のないコンテンツを大量に作ることに重点が置かれている」です。問われているのは独自性と読者への価値で、AIか手書きかは条件に入っていません。
2023年の公式ブログも「適切なAI利用は違反ではない」と書いている
Google検索セントラルの公式ブログGoogle Search’s guidance about AI-generated content(2023年2月8日公開・2026年11月取得)には、「Appropriate use of AI or automation is not against our guidelines(AIや自動化の適切な利用は、ガイドライン違反ではない)」と明記されています。同時に、検索順位の操作を主目的にAIを含む自動化でコンテンツを作ることは違反だとも書かれています。公開から1年以上経った文書なので古い可能性はありますが、2026年11月時点の現行文書であるスパムポリシーも同じ立場です。
「AIで書いたら違反」ではなく「価値を加えずに大量に作ったら違反」。これが公式文書から読み取れる現在の基準です。一方で、「AIで書いても問題ない」を免罪符のように受け取るのも違います。独自性のない記事は、スパム扱いにならなくても順位は付きません。
- スパムポリシーは「作成方法に関係なく」独自性と価値を見ている
- 2023年の公式ブログも「適切なAI利用は違反ではない」と明記(1年以上前の文書)
- 「AIだから違反」でも「AIでも安全」でもなく、「価値を加えたか」が基準
AI記事がスパム扱いされる条件|Scaled content abuse(大量生成の不正利用)の中身

スパムポリシーの「Scaled content abuse(大量生成の不正利用)」は、「検索順位の操作を主目的として、読者の役に立たない多数のページを生成すること」と定義されています(2026年11月取得)。挙げられている例は5つです。
- 生成AIなどで、読者に価値を加えずに多数のページを作る
- フィードや検索結果をスクレイピングし、言い換え・翻訳などで価値の乏しいページを量産する
- 異なるページのコンテンツを、価値を加えずに寄せ集める
- 大量生成を隠すために複数のサイトを作る
- 読者には意味をなさないが検索語を含むページを大量に作る
共通するのは「多数」と「価値を加えない」の組み合わせです。1本ずつAIで下書きし、自分の素材を足して公開する行為は当たりません。個人運営者が知らずに該当しやすいのは、素材なしの自動投稿、上位記事の要約だけの「まとめ記事」、地域名や商品名だけ変えた複製の3つです(商品説明文の作り方はEC×AI活用術へ)。
公式文書は、こうしたコンテンツを置いている場合、「検索から除外する(exclude it from Search)」よう求めています。すでに量産した記事があるなら、消すか統合するか、noindex(検索結果に載せない設定)にするかを先に決めるのが順番です。
- 大量生成の不正利用は「多数」×「価値を加えない」の組み合わせ。1本ずつ素材を足す作業は該当しない
- 個人運営者が該当しやすいのは、自動投稿と要約だけのまとめ記事
- すでに量産した記事は、削除・統合・noindexのどれかを先に決める
AI記事が薄くなる5つの症状|一般論・両論併記・数字なし・主語なし・結論の後退

手順に入る前に、自分のAI記事がどう薄いのかを診断します。私がクライアントのAI下書きを添削するときに、くり返し出てくる症状は5つです。
| 症状 | 見分け方 | 直し方(対応する手順) |
|---|---|---|
| ①一般論 | どのサイトに載っていても違和感がない段落が続く | 自社の数字と事例に置き換える(手順1・2) |
| ②両論併記 | 「メリットもデメリットもあります」で終わる | 自分の判断基準を表にする(手順4) |
| ③数字なし | 「多くの」「大幅に」が多く、具体値が1つもない | 実測値を出す。取れない数字は書かない(手順2・5) |
| ④主語なし | 「〜と言われています」が多く、誰の見解か分からない | 「私は」で言い切る。他人の見解は出典を付ける(手順5・7) |
| ⑤結論の後退 | 末尾が「状況に応じて検討しましょう」で終わる | 読者が次に取る行動を1つ書く(手順4) |
5つのうち3つ以上に当てはまる記事は、下書きの段階だと考えてください。AIは「誰が読んでも間違いではない文」を作るのが得意なので、放っておくと自然にこの5症状に寄ります。診断のコツは1つ。記事の中の固有名詞と具体的な数字を蛍光ペンで塗ってみてください。塗れる箇所が1画面に1つもなければ、その画面は一般論です。
- 薄さの症状は「一般論・両論併記・数字なし・主語なし・結論の後退」の5つ
- 3つ以上当てはまれば、まだ下書き。AIは放っておくとこの5症状に寄る
- 固有名詞と数字を塗って、1画面に1つもなければ一般論と判断する
AI記事に独自性を足す手順1〜3|一次情報を差し込む・実測値を出す・失敗を書く

ここからが本題です。最初の3手順は書く前に棚卸しシートを埋める作業です。
手順1:一次情報を差し込む(公式文書と自社データ)
一次情報とは、公式文書・官公庁の発表・自社の管理画面など、「それ自体が情報の源」であるものです。まとめ記事や個人ブログからの孫引きは含みません。AIの下書きの「〜と言われています」を、一次情報へのリンクと取得日に置き換えるだけで、第4章の症状④は消えます。書く前に、次の棚卸しシートを埋めてください。埋まらない行が多いテーマは、自分が書くべきテーマではない可能性があります。
| 素材の種類 | 自分が持っているもの(例) | 記事のどこに入れるか |
|---|---|---|
| 公式文書 | Google検索セントラル、各サービスの料金ページ | 主張の根拠。引用+取得日 |
| 自社の数字 | Search Console(GSC=検索結果での順位や流入を確認できる無料ツール)の表示回数・順位、売上 | 結論の直後 |
| 失敗の記録 | 順位が付かなかった記事、売れなかった商品、やめた施策 | 手順の途中 |
| 現場の写真・画面 | 自分で撮った管理画面、店舗、商品 | 手順の説明の横 |
| 人から聞いた話 | お客様の言葉、取引先の声 | 一般論の反証 |
手順2:自分の実測値を出す(この記事での実演)
「AIが書けない素材」の中で最も強いのが、自分の実測値です。手本として、私自身の数字をそのまま出します。前職の自社ECでは、月間50,000検索のキーワードで10年間1位を守りました。2位は日本の時価総額1位企業の公式サイト、3位はAmazonです。広告費はゼロで、年商は1〜2億円でした。この一段落は、どのAIにも書けません。学習データに存在しないからです(詳細は自社ECが検索でAmazonに勝てた理由)。
同じ規模の数字は要りません。「先月の問い合わせ3件のうち2件がこの記事から来た」で十分です。小さくても実測であることが一般論との差になります。取れなかった数字は「取得できず」と書き、推測で埋めないでください。
手順3:失敗を書く(当サイトの失敗を1件)
勝ち話だけの記事は信用されません。私の失敗を1件書きます。当サイトには以前から生成AIとSEOを扱った記事が複数ありましたが、「SEO記事 生成AI 独自性」に関する語での直近3か月の表示回数は23回、平均順位は88位でした(2026年7月26日〜10月25日・Search Console実測)。既存の記事にこのテーマの素材が足りていなかった証拠で、私の記事も一般論で答えていました。本記事は、その反省から棚卸しシートを先に埋めて書いています。失敗の型は「何をした→何が起きた→敗因」の3行で足ります。
下書き工程で使うツール(素材は人が持ち込む前提)
下書きはChatGPTでもブログ特化のツールでも構いません。私がブログ運営者に勧めているのはラクリン(RakuRin)で、見出し構成から本文の叩き台まで一度に出せます。料金はフリー0円(月約2記事・20,000トークン)、シルバー4,980円/月(税込)、ゴールド9,980円/月(税込)です(2026年11月時点・公式参照推奨)。短文の言い換え中心ならCatchy(フリー0円、Starter 3,000円〜/月・2026年11月時点・税表記は公式で要確認)もあります。使用感はラクリンのレビューに書きました。念のため、ツールを入れれば独自性が出るわけではありません。素材は棚卸しシートから人が持ち込みます。
ラクリン(RakuRin)
ブログ特化のAIライティング。フリープランは0円・クレジットカード不要で、月約2記事分の下書きを試せます(2026年11月時点・公式参照推奨)。
- 書く前に棚卸しシートを埋める。埋まらないテーマは自分が書くべきテーマではない
- 実測値は小さくてよい。取れなかった数字は「取得できず」と書き、推測で埋めない
- 失敗は3行で書く。ツールは下書きの時短であり、独自性の源ではない
AI記事に独自性を足す手順4〜5|独自の判断表を作る・引用と出典で裏を取る

手順4:独自の分類・判断表を作る
第4章の症状②「両論併記」と⑤「結論の後退」は、あなたの判断基準を表にすることで同時に消えます。AIは「AにもBにも利点があります」と書きますが、読者が知りたいのは「自分の場合はどちらか」です。作り方は3段階です。
- 読者を2〜3通りに分ける。規模・予算・経験年数など、読者が自分を当てはめられる軸で
- それぞれに「私ならこうする」を1つ書く。両方を勧めない
- 根拠を1行添える。根拠が実測値(手順2)か失敗(手順3)なら、表はその時点で独自の資産になる
本記事のテーマなら、次のような表になります。
| あなたの状況 | 私ならこうする | 根拠 |
|---|---|---|
| 素材(数字・失敗・写真)が3つ以上ある | AIで下書きし、素材を差し込んで公開する | 3つ以上入った記事は伸び方が違う(私の経験則) |
| 素材が1〜2つ | 公開を止め、1〜2週間かけて実測値か取材を1つ足す | 薄い記事を先に出すと、直しても最初の評価を引きずりやすい(私の経験則) |
| 素材がゼロ | そのテーマは書かない | 「価値を加えない生成」に近づくため |
手順5:引用と出典で裏を取る
AIの下書きには、もっともらしい数字や「Googleはこう言っている」が混ざります。公開前に数字と断定の全件を一次情報に当てるのが手順5です。私がクライアントに渡しているルールは3つです。
- 料金・仕様・統計は公式ページで確認してから書く。確認できなければ「未確認」と書くか削る
- 引用には「出典名+取得日(年月)」を付け、1年以上前の文書は「古い可能性あり」と注記して現行文書を併記する
- 第三者ツールベンダーの調査は一次情報ではない。「AI記事は順位が付きにくい」といった割合や件数は、一次情報が確認できなければ書かない。経験則は「私の経験則として」と前置きする
地味な作業ですが、第4章の症状③「数字なし」と④「主語なし」を根本から消します。
AIで書いた記事に、どの素材が足りないか一度だけ見ませんか
「AIで書いているが順位が付かない」記事を1本、棚卸しシートに当てて、どの素材が抜けているかを仕分けしてお返しします。ツールの売り込みはしません。相談は無料です。
無料で相談する(develop-life.com/contact/)→- 判断表は「読者を分ける→私ならこうする→根拠1行」の3段階。両方を勧めない
- 数字と断定は全件、公式ページで確認。取得日を付け、1年以上前の文書は注記する
- 第三者ベンダーの調査は一次情報ではない。確認できない割合や件数は書かない
AI記事に独自性を足す手順6〜7|図解と自作スクショ・執筆者情報とAI利用の開示

手順6:図解と自作スクショを入れる
自分で撮った画面と、自分で描いた図は、文章より強い一次情報です。その画面はあなたのアカウントでしか撮れないからです。優先順位は、①管理画面のスクショ(Search Consoleの順位推移や売上の画面。個人情報は隠す)、②手順の途中の画面、③自作の図解(第4章の症状表のような自分の分類)、④現場の写真(EC運営者なら商品の実物)の順です。素材サイトの写真やAIで生成した画像は、装飾にはなっても一次情報の代わりにはなりません。
手順7:執筆者情報とAI利用を開示する
ここは競合記事がほとんど書いていない論点です。Googleの役立つ、信頼できる、ユーザー第一のコンテンツの作成(Google検索セントラル・2026年11月取得)には、「Who・How・Why」という自己評価の観点があります。「Who」は誰が作ったかが読者に明らかか(署名があり、経歴の分かるページにつながるか)。「How」はどう作ったかを説明しているかです。AIや自動化についての原文は次の通りです。
Overall, AI or automation disclosures are useful for content where someone might think “How was this created?”
出典:Creating helpful, reliable, people-first content(Google検索セントラル・2026年11月取得)
私の訳では「AIや自動化の開示は、読者が『これはどう作られたのか』と思うようなコンテンツで役に立つ」です。AIを使ったことを隠す必要はなく、読者が疑問に思う場面では書いたほうがよいと公式が言っています。同じ文書は、執筆者情報の捏造も禁じています(第9章)。開示文は「どこまでAIを使い、どこを人が確認したか」が分かる一文で十分です。
この記事は、構成案と本文の下書きに生成AIを使用しています。料金・公式文書の引用・自社の数値は、執筆者(氏名)が各公式サイトと自社の管理画面で確認し、判断と結論は執筆者が書いています。
実際の執筆者名と、経歴が分かるプロフィールへのリンクを添えてください。本記事末尾の著者ブロックが「Who」の例です。AI検索に引用される文章構造はAIに引用される記事の書き方で扱っています。
- 自分のアカウントでしか撮れない管理画面のスクショは、文章より強い一次情報
- 公式文書は、読者が「どう作られたか」と思う場面でのAI利用の開示を有用としている
- 開示文は「どこまでAI、どこを人が確認」の一文で足りる。執筆者名とプロフィールを添える
AI記事の公開前チェックリスト|Who・How・Whyの3問で自己採点する

7つの手順を終えたら、公開前にGoogleの「Who・How・Why」に自分の記事を当てて採点します。前章の公式文書では「Why(なぜ作るのか)」が最も重要な問いとされ、検索エンジンからの流入を主目的にしていないかが問われています。私はこれを9項目に分解して、クライアントに渡しています。
| 観点 | チェック項目 | Yesの条件 |
|---|---|---|
| Who | 執筆者名が記事に表示されている | 本名か通称と、プロフィールへのリンクがある |
| Who | テーマを語れる根拠が書かれている | 経歴・実績・運営年数のどれかが具体的 |
| Who | プロフィールに虚偽がない | 写真・名前・肩書がすべて実在 |
| How | AIをどこまで使ったかが書かれている | 使った工程が一文で分かる |
| How | 自分で撮った画面か写真が1枚以上ある | 素材サイトやAI生成ではない画像がある |
| How | 数字と断定が一次情報で裏取りされている | 出典と取得日がある。未確認は未確認と書いてある |
| Why | 読者が次に取る行動が1つ決まる | 末尾が「検討しましょう」で終わっていない |
| Why | 同じテーマの自分の記事が他にない | 似た記事は統合してある |
| Why | 検索から来ない読者(常連・顧客)にも役立つ | 自分の顧客に渡せる内容 |
採点の目安は、9問中7問以上がYesなら公開、6問以下なら下書きに戻すです。特にWhoの3問とHowの「数字の裏取り」は、1つでもNoなら公開しないでください。ここは量ではなく、信頼の問題です。
チェックの一部をツールに任せる場合
「数字なし」「主語なし」のような文章上の症状は、SEO向けのAIライティングツールで再点検すると拾いやすくなります。私が使っているのはリテラ(BringRitera)で、料金はフリー0円(月50リテラ)、エントリー450円/月(税別)、ライト2,700円/月(税別)です(2026年11月時点・公式参照推奨。使い方はリテラのレビュー)。ただし、Whoの3問と数字の裏取りはツールでは判定できません。そこは人が残す工程です。
リテラ(BringRitera)
SEO・AI検索向けの記事作成ツール。構成の作り直しとリライトで、文章上の「薄さ」の再点検に使えます。フリープランは0円・クレジットカード不要(2026年11月時点・公式参照推奨)。
- 公開前にWho・How・Whyの9問で採点。7問以上Yesで公開、6問以下は下書きに戻す
- Whoの3問と数字の裏取りは、1つでもNoなら公開しない
- 文章上の症状はツールで拾えるが、執筆者情報と裏取りは人が残す工程
AI記事でやってはいけないこと|量産・寄せ集め・架空のプロフィール

最後に、公式文書が禁じている3つと、私が見てきた「やりがちな遠回り」を書きます。
- 価値を加えない量産。キーワード一覧からの自動投稿は、順位が付かないだけでなくサイト全体の評価を下げる方向に働きます。本数を増やす前に、1本に素材を3つ入れてください
- 上位記事の寄せ集め。上位記事をAIに要約させて並べ替えた記事は、公式の例の「価値を加えずに組み合わせる」に近づきます。公開する記事には手順4の判断表のような「あなたの基準」が最低1つ必要です
- 架空の執筆者プロフィール。第7章の公式文書は「AI生成の顔写真、架空の名前、虚偽の肩書」で専門家が書いたように見せることを、欺瞞(deception)の一形態として挙げています(2026年11月取得)。「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性/Googleがコンテンツ品質を測る視点)対策」として架空の監修者を置くのは禁止事項です。通称でも構いませんが、実在と経歴の真実性が条件です
やりがちな遠回り:AI検索向けの「特別な仕掛け」を探す
「AI検索に出るための専用ファイルがあるのでは」と聞かれることが増えました。Googleの生成AI機能向けの最適化ガイド(2026年11月取得)は、AI機能のための特別なマークアップや機械可読ファイルは不要だとし、不自然にブランド言及を集める行為も役に立たないとしています。その時間は手順1〜7に使ってください。AI検索への向き合い方はLLMO対策 完全ガイドと生成AI検索対応SEOに書いています。
- 公式が禁じるのは「価値を加えない量産」「寄せ集め」「架空のプロフィール」の3つ
- 架空の監修者は「E-E-A-T対策」ではなく欺瞞。実在と経歴の真実性が条件
- AI検索向けの特別な仕掛けは不要と公式が明記。時間は7手順に使う
AI記事の独自性に関するよくある質問
Q. AIで書いた記事は、Googleにペナルティを受けますか?
「AIで書いたこと」自体を理由にした措置は、公式文書には書かれていません。対象は、作成方法に関係なく「独自性がなく価値を提供しないコンテンツの大量生成」です(2026年11月取得)。1本ずつ素材を足して公開する運用は当たりません。逆に、素材のない記事を量産すれば、手書きでも対象になります。
Q. AIを使ったことを記事に書くと、順位が下がりませんか?
公式文書は、読者が「どう作られたのか」と思う場面でのAI利用の開示を「役に立つ」としています。開示が順位を下げるという記述はありません。私の立場では、開示したうえで「どこを人が確認したか」を書くほうが、読者からの信頼は上がります。
用語集|この記事に出てきた言葉
- Scaled content abuse(大量生成の不正利用)
- Googleのスパムポリシーの項目。検索順位の操作を主目的として、読者の役に立たない多数のページを生成すること。作成方法は問わない。
- 一次情報
- 公式文書・官公庁の発表・自社の管理画面の数字など、それ自体が情報の源であるもの。まとめ記事や個人ブログからの孫引きは含まない。
- E-E-A-T
- 経験・専門性・権威性・信頼性。Googleがコンテンツ品質を測る視点。架空の監修者を置く「対策」は、公式文書で欺瞞として禁じられている。
- noindex
- そのページを検索結果に載せないようにする設定。量産した薄い記事を検索から除外するときに使う。
まとめ|素材を先に棚卸しすれば、AIは敵にならない

AIで書くSEO記事の独自性について、本記事で伝えたかったことは3つです。
- Googleが見ているのは作り方ではない。「作成方法に関係なく」独自性と価値を問うている
- 独自性とは「AIが持っていない素材」のこと。7つの素材を人が持ち込む
- 公開前にWho・How・Whyで採点する。9問中7問以上で公開。執筆者情報と裏取りは1つでもNoなら出さない
この3つを1つにまとめると、「素材を先に棚卸しすれば、AIは敵にならない」です。棚卸しシートが埋まるテーマだけを書き、AIには下書きを任せ、素材は人が差し込む。この順番を守れば、AIは独自性に使う時間を増やす道具になります。公式文書の引用と料金は2026年11月時点の確認値です。申込前に公式サイトで最新を確認してください。
AIで書いた記事に順位が付かないなら、
足りない素材から一緒に見直します
「AIで量産したが順位が付かない」という方へ。記事を棚卸しシートに当て、消す・統合する・素材を足すの仕分けをしてお返しします。ご案内するのは私のSEOコンサル(自社サービス)です。ツールの売り込みや、順位・成果の約束はしません。神戸・芦屋を中心に、オンラインでも対応しています。相談は無料です。
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